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よゐこの有野晋哉が「有野課長」として、様々なレトロゲームに挑戦し、エンディングを見るのを目指す番組だ。
ここ数年でハマったんだけど、仕事を終えてひとっ風呂浴びた後、ぼけ~っと観るのに最適なのだ。
何となく「友達の家で友達がゲームをやってるのを眺めている」ような懐かしい感覚を味わえる。
基本的に出演者は「有野課長」だけなんだけど、ADさんやカメラマン阿部さん、作家の岐部先生や菅プロデューサーなど本来なら完全に裏方で活躍するはずのスタッフがたくさん登場する。
とくにADさんは実際に「有野課長」をサポートしたり、アドバイスをしたり出ずっぱりの回も少なくない。だが、そこが素晴らしい。
一番好きな回をひとつあげるなら、「かまいたちの夜」かなあ。夜通しゲームをする雰囲気が好きなのかもしれない。次点で「殿様の野望」「メトロクロス」。
あとポケモンの生みの親・田尻智さんのインタビューも好きだ。ゲームセンターCXの歴代ADさんの中で「誰が課長と相性が良かったか(面白かったか)」を考えてみると、松井さんを推したい。
ゲームも上手いし、課長に叱咤激励出来るし、とても優秀だからだ。
初代の東島さんをはじめとして、とにもかくにもスタッフのキャラクターと言うか出汁が濃い。だからこそ10年以上も続いているんだろうなと思う。
バナナ炎にハマって延々と観ていた
バナナ炎やバナナステーキと言う番組内での企画でバナナマンのふたりと放送作家のオークラ氏と総合演出の椎葉氏の四人が旅をすると言うのがあって、それが大好きだった。
設楽統の故郷である埼玉県秩父に行ったり、香港マカオや韓国へ行ったり、北海道や日光、江ノ島や大阪・名古屋など様々なところへ行くのだが、まあ面白い。
特にバラエティ番組らしいこと(企画)があるわけでもないのにニヤニヤしてしまう面白さがあるのだ。
俺が好きなのは「設楽統>日村勇紀=オークラ=椎葉」の構図が明確になる場面だ。バナナマンの名作コント「パンプキン」のような巧みな口調や論法で設楽統がどんどん他の3名をコントロールして、3人が互いの足を引っ張りあう様子は思わず笑ってしまう。
でも、それを笑っていられるのは自分があくまで視聴者としてテレビの画面を挟んで、距離をとって観ているからだと気付く。
もし、自分がその場にいて、ロケに参加する側だったなら、間違いなく設楽統のマジックにしてやられてコントロールされるに違いない。恐るべし設楽統!
翻弄され続ける日村勇紀の表情にグラデーションがあるのも注目ポイントだろう。追い詰められ方の強さの度合いによって、表情がまるで違う。どの場合でも面白いのだが、やっぱり追い詰められるほどにどんどん面白くなっていくのは流石の一言だ。
元芸人と言うだけあってオークラも体を張るし面白い。椎葉も番組のためなら自分が「最低な男になる」演出もいとわないところに気概を感じる。
またこのメンツでの旅企画が観たい。
はじめまして
はじめまして。ダイスケと申します。
メインのブログはWordpressでやっているのですが、「はてなブログも使ってみよう」と思い立ち、急遽開設してみました。
完全に思いつきでの開設なので、これからどんな風に機能していくブログになるのかわかりませんが、よろしくお願いします。
メインブログはわりときっちりテーマを絞ってやっているので、こっちのブログはその時々でやってみたいこと、書いてみたいことを自由気ままに記事にしていこうかなと思います。
「もっと露骨に。より露骨に」をモットーにやっていくつもりです。
ちなみにメインブログでは「プロ野球」「食べ物」に特化した内容を展開しています。主に「昭和のプロ野球史」「食べてみて美味しかった缶詰」などの話を書いております。もし興味をもたれたらぜひ一度遊びに来てくださいね。